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郷ひろみ。61歳になる現在も「歌謡曲」を歌い、また、キレのある踊りを踊り続ける稀有な存在として第一線で活躍していますね。郷ひろみは「郷ひろみ」以外の何物でもないというところがスゴイ!

そんな郷ひろみの歌が下手だなんて声がネット上でちらほらありますが、そんな人が16歳から今まで何で歌手を続けられるのよ?という疑問をひも解いてみたいと思います。

郷ひろみ

 

デビューはジャニーズ事務所だった。

1971年、フォーリーブスのバックダンサーとして出演し人気を得ることとなります。

あれだけのキレイなお顔立ちですから、若い女の子が放っておくわけなく、翌年ソロデビュー。デビュー曲である「男の子女の子」は、あまりにも有名。とても、ジャニーズらしい曲でしたね。

ほんとにキレイでかわいいわ!

郷ひろみ

しかし、1975年バーニングプロダクションへ移籍してしまいます。移籍理由が、「仕事に対する考え方」の相違だったとのことです。当時、睡眠時間もとれないくらい超多忙となったものの、歌やダンスのレッスンも何も受けたことがなく、このままではいつか世間から見放されるという危機感を募らせていた。しかし、あまりにも人気が出てしまったため、事務所側は「とりあえずスキルアップは、もう少しブームが収まってから。」との反応であった。

だから、それじゃあ遅いんだって言ってるじゃんね・・・。

そこのところ、郷ひろみは賢明な判断をしましたよね。ジャニーズ事務所も今ほどの「権力」もなかったこと、また、「郷ひろみ」の人気が本物だったことから、移籍後も仕事を干されることもなく順調に活躍しました。

・・・というわけで、郷ひろみは若いころから冷静に自分自身を見極める力を持っていたんですね~。

 

アイドル歌手から本格派の歌手へ

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ジャニーズ時代も含め、数々のヒット曲を出してはきましたが、それはアイドル的な「歌謡曲」でした。「林檎殺人事件」とjか「お嫁サンバ」とかね。いい歌で大好きですけど、確かに本格派の歌手としては「うむむ」って感じですね。

本格的な歌手になるべく洋楽バラードのカバー曲に挑戦しはじめます。「哀愁のカサブランカ」とか、あのフリオ・イグレシアスの「黒い瞳のナタリー」のカバーとか。ニューヨークでボイストレーニングを受け、スロー・バラードを歌えるまでに歌唱力をアップさせました。そして大ヒット。歌手としてのスキルアップの必要性を追求したからこその成果ですね。

郷ひろみって、ものすごいダサいアイドル曲でも、本人のキャラクターの強さで「ダサさ」を感じさせないところがありましたが、そんな人が美しいお顔でバラードなんて歌っちゃったら、やはり無敵なんですよ。必要以上にドラマチックでカッコよくなるにきまってます。だって、「お嫁サンバ」でも十分カッコよかったんですから。

 

「2憶4千万の瞳」で完全に「郷ひろみ」としての存在価値を確立

1984年に国鉄のキャンペーンソングとして大ヒット。

この曲も郷ひろみが歌うから「アリ」なのよね。「ジャパーン」は普通ないだろ…。

しかし、1990年代になると、またまたバラード路線に。このバラードがホントにカッコよかった。「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」を皮切りに、「言えないよ」「逢いたくてしかたない」と立て続けにヒット。私の母も、このバラードにメロメロになっていたのを思い出すなぁ。今聞いても、本当にいい曲です。

と思ったら、あの衝撃の!!!リッキー・マーティンの「Livin’ La Vida Loca」をカバーした「GOLDFINGER’99」を歌う!

「ACHICHI ACHI」は度肝を抜きましたよね。この歌詞を連呼するのは、郷ひろみ本人の発案だったとか。それも、かつて「お嫁サンバ」で「イチニサンバ」というへんてこりんな歌詞に疑問を抱きつつも、今も歌い継がれる名曲となった経験を踏まえたとのこと。こういうところが郷ひろみのすごいところですね。普通ならしないよな、アチチ・・・。

「お嫁サンバ」や「GOLDFINGER’99」はもちろん、いずれのヒット曲も「郷ひろみ」の持つキャラクターなしには成立しえない歌なんですよね。自分自身を知り、他の人としっかり「差別化」してきたことの賜ですね。

 

私個人は、郷ひろみは歌が下手だとは思わないです。ちゃんと、歌を自分のものにして人に聞かせ、納得させる力量があるからです。カラオケの上手い人とは全く違うんです。「歌手」なんです。

60歳を超えても、いまだコンスタントに新曲を出し、現役の歌手のままテレビで歌い続けられるって、すごいことですよね~。

いつまでも、若々しくカッコよく歌い続けていってほしいものです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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