渡辺いっけいさんといえば、私の大好きなドラマ「税務調査官・窓際太郎の事件簿」で、窓際太郎の上司役を長年務めています。(何と1998年から!)この手の2時間ドラマでも、よくお見かけしますが、NHKの朝ドラを始め、とにかくいろんなドラマに、これでもか!というくらい出演されています。
普通これだけ出ていたら、みている側も「もうおなかいっぱい!」となりそうなところですが、渡辺いっけいさんについては「見飽きた」という話は聞いたことがありません。
こんな人って、そうそういませんよね。
そんな渡辺いっけいさんの謎に迫ってみます。
病気の噂が…?働き過ぎ?
人気商売である俳優業。1992年に出演した連続テレビ小説「ひらり」で演じた、カッコいいお医者さん役で人気を得て以降、ずーっといろんなドラマのいろんな役で登場します。とにかく途切れない。
しかし、2016年病気ではないか?という噂がたちました。
この原因はどうやら長年所属していた事務所移籍問題だったようです。てっきり働き過ぎで体を壊したのかと思いましたが、前事務所の出演料のピンはねの実態を知り、移籍を決めたとの噂で、なにやら金銭トラブルに巻き込まれたようです。これはストレス溜まりますね~。あれだけ数多くのドラマのお仕事を頑張ってきたのですから、さぞかしショックを受けたことでしょう。また環境が変わると何かとシンドイ思いをするのは、どの仕事でも同じですね。
しかし、やはり今までの実績がものを言ったのか、移籍しても相変わらず数多くのドラマのお仕事を元気にされているので、よかったよかった。
もはや、渡辺いっけいさんなしには窓際太郎見れないさ。お約束パターンのために存在するだけの役柄にもかかわらず・・・。本当にいい味出してます。
何で見飽きないのかしら?
渡辺いっけいさんはどちらかというと「おもしろい」人の役で印象に残っているんですが、結構エリート役だったり、シリアスな人物も普通に演じています。
そうなんです、渡辺いっけいさんは、役柄が限定されない稀有な役者さんなのです。そして、一番肝心なことですが「違和感がない」!
特別すごい男前かっていうとそうでもないのですが、なぜかカッコいい役もできる。そういう雰囲気が出せるんですね。
これはやはり、しっかりとした演技の下地があるからこそでしょうか。
大阪芸術大学時代に、あの「劇団☆新感線」に参加。大学卒業後は、本格的に俳優を目指し上京して状況劇場に入団って、どうでもいいけどダジャレみたい・・・。
やはり舞台出身の俳優さんは、目の前の観客を納得させなくてはなりませんので、役になりきるための演技力が身についています。そういった経験のある俳優さんは、単純にドラマの中の登場人物として先入観なく見ることができるので良いですよね。俳優さんは顔だけじゃだめなんですよね~。あくまで人間を演じるわけですから、リアリティが重要。
見飽きない理由は、ズバリ演技力。演じているのは渡辺いっけいさんだけど、我々は「渡辺いっけいさん」を見ているわけではないのです。だから飽きない。
謎の私生活
結婚をされているのはわかったのですが、子どもがいるかどうかは不明。奥様も元女優さんのようですが、なぜか画像が全然なかったりして・・・。どんな人物かについても、モーニング娘。のファンだとかサッカー観戦が好きとかの情報があり、なんとなくおもしろそうな人なのは想像つくのですが・・・。意外なほどわかりません。
俳優として、ドラマの中ではあれだけ見ているわりに、他のバラエティ番組などではそれほど見ませんよね。
これも、俳優としてはとっても重要なことですよね。あまりに自分自身を露出しすぎてしまうと、どうしても先入観を持たれてしまうので、どうしてもイメージが固まってしまいますもの。
そんなわけで、ほどほどの状態にしているのは、とても賢い方だなぁと思いました。
というわけで、渡辺いっけいさんって、知らない人はいないんじゃないかと思われるのにも関わらず、このネット社会において謎の部分を未だに残している、珍しい俳優さんであることがわかりました。
今後もいろいろなドラマで楽しませていただきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。